「捨てる覚悟」をしたら視界がクリアになった。
こうやって毎日ブログを書いて
自分のことを振り返ることができるのも
自分自身の状態がとても良い状態を保てているからです。
それまでの私は、
家族関係に悩み、職場の人間関係に悩み、
自分の体調の不安定さに悩み。
常に悩み事で頭がいっぱいでした。
今は
多少の将来の不安とかそういうものはあるけれど
悩み事に頭が占領される状態はほぼなくなりました。
「休めない」思考を捨てた
メンタル不調の時、
— アサヒ (@AsahFra) 2019年1月22日
「十分な休養を取ってください」ってよく言うけど
休まなきゃと思えば思うほど、どうしたらいいのかわからなくなるのは私だけじゃないはず。
だいたいネット記事でも、病院のHPにも書いてある、
「なにもしないでゆっくり休んでください」という言葉。
実際、休みの日にただただ寝て過ごしても
頭痛や首の痛みが起きて寝すぎたことを後悔するし、
じゃあどっかでかけよう!と出かけても、やっぱり疲れる。
私は「休めない」スパイラルに陥っていました。
私は日曜日になると
あと〇時間で休みが終わるカウントダウンが始まります。
これって休めてないよね!
この思考を止めるべく、
私は「休職」を使ったのが最初の転機でした。
この期間中に、
- 本当になにもしない
- 規則正しい生活もしない
- 食べたいものを食べる
- やりたいことだけやる
- やりたくないと思ったら離れる
という、本当に生きているだけの生活をしてみました。
規則正しい生活をしないというのは、
例えば「朝7時に起きる。」と決めてしまうと
前の夜に寝なきゃいけない強迫観念が生まれるからです。
もともとこの頃は寝つきが悪く簡単に眠れなかったので、
したいことだけすると決めた以上、
寝る時間も起きる時間も徹底して決めないことにしました。
自分の欲が出てきたら成功
ただ生きているだけの生活を初めて10日ほどたった頃、
まず起きた変化は、
「自分の欲がなんなのかはっきりわかるようになる」事でした。
休みの日になんとか休んでいるだけのときは
ただ身体を休めることにいっぱいいっぱいでしたが、
「しなきゃいけないこと」を考えるのをやめた結果、
「したいこと」がはっきり見えてきました。
*ドラマが見たい
*パスタが食べたい
*もっと寝たい
*100円ショップに行きたい
そんなちょっとした欲がいろいろ浮かんで
以前のいっぱいいっぱいだった状態から
少し気持ちに余裕が出てきたのです。
私は「100均パトロール」が大好きで、
お掃除グッズ・ネイル用品・樹液シート・ラッピング用品を
買い込む癖があります。(笑)
余裕が出てきてからは、買い物に失敗することもなくなりましたし、
食べることも"作業"でしかなかったのに
食べたいものを食べて至福と感じられるようになり、
ちょっとした買い物が有意義になったのです。
嫌なことから離れて初めて【休む】が成立する
性格的なものもあるのかもしれませんが、
それまでの私は、
何事も正面突破しようとしていたことに気づきます。
本当はやりたくないのに
「できます」と言わんばかりの態度で臨んでいました。
根が真面目なんでしょうね。(悪い意味で)
好きなように過ごしているうちに
だんだん「嫌だ」とか「嫌い」とか
ネガティブな欲もはっきり出てきたのです。
*〇〇さんが嫌い
*人が多いところへ出かけたくない
*寒いところは嫌だ
*あの仕事は本当はやりたくなかった
何事もくそ真面目に取り組んでいたころには感じなかった
嫌という感情がどんどん出てきます。
そう思えれば、
嫌なこと(ストレス)から避けることができるのは当然で、
本来自分のやりたいことだけをして過ごすことになりました。
これができるようになった時、
【何もせずゆっくり休む】がこういうことだと認識しました。
思い切って仕事も薬も捨ててみた
だいぶ思い切りましたが、
私は仕事も退職するという暴挙に出ます。
ハイリスクですが、この機にどうしても体調を治したかったのです。
長期間無職でいるわけにはいきませんが、
なんとか3か月程度なら仕事しないで過ごせるかなっていう
貯えがなんとかあったので、思い切って退職しました。
そして、当時少量ながらも飲んでいたSSRIの薬さえ辞めます。
※断薬は非常に危険を伴う場合がありますので、
こんな人もいるんだな~程度でご覧ください。
断薬と検索するともれなく出てくる「シャンビリ」という症状。
それに近い症状が出ていたにもかかわらず
「あー、身体から薬抜けてる証拠だな」と、
謎のポジティブ思考で乗り切ってしまいました。
これ以前にも薬をやめようとしたことはあったのですが、
その時は簡単にはやめられず、すぐ再開しました。
だから、
おそらくいろんなものを捨ててしまった自分には
離脱症状で苦しんで動けなくても仕事に行かなくていいし
なんの支障もないからこんなこともできたんだと思います。
「休む」時に考えるべきこととは?
おそらく、休み方がわからない人や、
休むことでいっぱいいっぱいな人は、
そもそも「自分のしたいことがわからない」という
自分の欲への感覚がマヒしている状態になっているのではないでしょうか。
身体を休めることも大切ですが、
冷静に自分の本来の気持ちを出せるようになるまで休む。
すなわち「心の休養」が大切だと私は思います。
* 私が好きなこと
* 私が嫌いなこと
* 私が好きな人
* 私が嫌いな人
* 私がしたい仕事
* 私がしたくない仕事
もちろんすべてを叶えられるわけではありませんが、
こういう正直な気持ちが出てきたときに
初めて休養できていると私は思います。
したいこと・したくないことと
「しなければならないこと」は別ですから、
その分別ができない時には快適に過ごすことはできません。
ストレス源さえわからないときには
逃げようもないと思うのです。
ですから、
休養している・したいと思っている方がいたら
しっかりと
【自分の欲が出るまで休む】ことを覚えていてほしいです。
身体さえ元気になれば
また頑張れるようになると思いますよ。
どうか心と体を大切にしてくださいね。
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