フラジャイル通り

HSPって言葉を広めたい。 しんどい思いをしている人たちの共感ブログになるようにほどほどに頑張る。

ストレスの感じ方。同じHSPでも個人差がある。

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最近、HSPから少々脱線したことばかり書いていたので
今日はまた改めてHSPについて掘り下げていきます。
HSPについてはこちらの記事をご覧ください。

frafra.hateblo.jp




HSPの人間関係は振り回されっぱなしの状態

HSP気質を持つ人たちはだいたい
ちょっとした刺激にも反応してしまうため
人の感情の変化にとても敏感。

人が何かで不快な思いをしている時、
どうすれば快適になるかすぐに気づいて行動できます。
そういうとても気遣い上手な方が多いはず。

しかし、あくまで優しい気遣いさんと言われても
人間関係に大きなストレスを抱えている場合が多いのが事実。
他人の気分に左右されるため、
いつも振り回されているのと同じですから
HSPさんは人と接することでヘトヘトです。


これはHSP特有の共感能力から起こるもので、
相手の気持ちをまるで自分のことかのように察してしまいます。
ただ「流されやすい」とかそんな簡単なもんじゃない。

悪意のないイジリとか、上司からのちょっとした注意も
HSPにはとても大きく入ってくるので
いちいち傷ついてしまったりしています。

自分自身では傷つけられていることに気づいていなくても
実は心はズタズタに引き裂かれています。


こういう性質からどうしても一人の時間が必要。
他人を避ける行動をとってしまいがちになり
さらに人目を気にする悪循環が生まれるんですね。


体質が超敏感な人はHSP気質を持つ可能性あり。

肉体的な敏感さがあるHSPさんも多くいます。

アレルギーや免疫敏感が酷い場合
アトピー性皮膚炎など皮膚の異常を起こしたり
花粉症になったり、日焼けが苦手など、
直接肌に触れるものや食べるものに対してとても厳しくなります。

アレルギーが起こるということは
身体のどこかで炎症が起きているということですもんね。
精神的に感じなくても、
肉体的な辛さを感じる場合もあるでしょう。

更に、化学物質に過敏に反応し体調が悪くなる方は
・洗剤の成分
・水道水の塩素
・たばこの煙 

でも不調を起こします。

この前ちょうどテレビで
化学物質過敏症の患者さんに密着している番組見たんですが、
やはり家事も育児もままならないそうです。

ただでさえ日ごろの生活に気を遣わなければならないのに
人と会っても相手の服の洗剤の成分でくしゃみ止まらなくなっちゃうし
自分では防ぎようがないことですもんね。
本当に大変な疾患だと思いました。

以前働いていた職場に
ヒートテックが着れない」と言っている方がいて
もしかしたらその方はこの気質を持ってたかもしれませんね。


私はこういう敏感さはむしろズボラで平気なタイプみたいで、
乾きやすいから化学繊維が好きとかその程度で済んでいます。
でも子供のころはアトピー性皮膚炎を持っていて、
(いつの間にか治ってました。)
母親曰く、
「決まった洗剤しか使えない。あんたら肌荒れちゃうんだもん」
だそうです。

何がきっかけだったのかわかりませんが、
今は全くないんですよね。

何が原因だったのかとても気になります。


HSPの特徴は多様過ぎて一つにおさまらない。

HSPの方たちの実際の気持ちをまとめようとすると
どうしても矛盾が起きてしまいます。

「環境の微妙な変化によく気づいて行動する」のに
「生活に変化があると混乱する」

「豊かな想像力で追及したくなる」のに
「新しいことにチャレンジするのが苦手」

「人に気を遣い配慮する」のに
「自己中心に立ち振る舞う人に憤りや不快感を覚える」

突っ込みたくなってしまうことが
どうしても起きてしまいます。
おそらくこれは自分の発言も
こんな風に矛盾してるんだろうなってハッとしたんです。


まあ深く考えすぎてもゴッチャゴチャして
疲れるのでやめますが、(笑)
それだけHSPは多様な顔を持っているんでしょうね。

HSPの気質を持っていても
全員が同じように行動しているわけではありません。

引っ込み思案に見える人もいれば、
普段はとてもエネルギッシュに見える人もいます。

HSPはとても豊かな想像力を持っていますから
そのアイディアですんなりと問題解決してしまう人もいるでしょう。

だから繊細さ、敏感さには
かなりの個人差があるものだと改めて思いました。




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